こんにちは、ピッタリの税理士お探し隊長です！私たちはファッションやアパレル関連の社長様の会社設立や税理士紹介の相談を多く頂いていますが、東京都内（渋谷区など）で若手ファッションデザイナーの起業を応援する動きがあるという記事があったのでご案内します。

若手デザイナーを官民で支援
渋谷区内　服飾産業を振興
起業・経営学ぶ学校開校
資金補助、工房貸し出し
（日本経済新聞2011年3月11日より）

●東京都内で若手ファッションデザイナーの起業を支援する取り組みが広がっている。東京都渋谷区では４月、期間１年で学生に起業させるカリキュラムを組む学校が開校。渋谷区は創業資金の支援を拡充する。東京の若者ファッションは海外でも人気が高いが、若手デザイナーは起業ノウハウや資金に乏しい。官民合同の支援で起業家を増やし、業界全体の振興につなげる。

●渋谷区は若手向けの創業支援施設を開設（昨年11月の展示会）

●服飾関連の養成所を運営するバンタンデザインマネジメント（東京・渋谷）は４月、起業や経営の手法を実践的に学ぶ１年制の学校「ストリートバンタンＴＯＫＹＯ」を東京・渋谷で開く。服飾会社２～３社と学生が共同で商品を開発し、実践力や人脈を築いてもらう。学生の作品は同社のウェブサイトで一般向けに販売。優秀者は卒業後、同校がもつ小売店を１年間無償で経営することができる。

●主な入学対象者は20～30代の男女で、定員は約30人。毎週土曜日に約７時間の授業を行う。年間授業料など経費は80万円。

●若者ファッションの中心地である渋谷・原宿を抱える渋谷区は、区内で服飾デザイン分野の事業を始める場合の資金支援策を拡充する。区の融資あっせん制度を利用して資金調達する際に支払う信用保証料について、区外在住でも上限30万円の範囲で補助。これまで渋谷区内在住者だけが対象だったが、対象者を広げる。

●渋谷区は10年11月に、区立施設内に若手デザイナーの創業支援施設を開設。工房を低額で貸し出し、ファッションショー向けの部屋や商談室も併設した。「世界的に注目されている日本のファッション産業の集積地にする」（渋谷区区民部）としている。

●国も東京を中心に支援を開始。東京商工会議所などと組み、東商などの経営相談機関と若手デザイナーを結ぶ人材づくりに乗り出した。個人的に若手の相談にのることが多い中堅ブランド４社の代表者と、東商や中小企業基盤整備機構、日本貿易振興機構（ジェトロ）などが集まる会合を定期的に開催。４社に融資制度などの支援策を説明し、若手デザイナーに広めてもらう。

●第１回の会合は１月に開催し、４月をめどに第２回を開催する。「感性をビジネスにするという特殊性から、若手デザイナーは同業の先輩に相談することが多い。相談機関があるのに知らず、せっかくの機能が生かされていない」（経済産業省製造産業局）という。

【追記】
記事中の関連情報です。

ストリートバンタンＴＯＫＹＯ
http://sv-tokyo.com/course/

渋谷区の中小企業事業資金融資あっせん制度
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/yushijosei/sb_yushi.html

渋谷発ファッションデザインに携わる人を支援します！
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/city/news/pdf/20070801/p1.pdf

学校法人文化学園が運営するインキュベーション施設
http://www.bunka.ac.jp/bunkaic/office/index.php

文化ファッションインキュベーション
http://openers.jp/fashion/news/bunkafashionincubation.html

台東デザイナーズビレッジ
http://www.designers-village.com/tenantsinfo.html

　

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